【イベント情報】京成立石の夏の風物詩|はりき不動産のカブトムシイベントに密着

「今年もカブトムシ、もらいに行こうよ」

夏休みが始まると、京成立石ではそんな会話が交わされる一日があります。舞台になるのは、京成立石駅から歩いて約5分ほどの場所にある「センチュリー21はりき不動産」。不動産会社の店先に、虫かごを抱えた親子の列ができるんです。

今回は7〜8年続いてきたカブトムシ無料配布に息子とおじゃまして、代表取締役の針木康行さんにお話を伺ってきました。

朝から行列ができる、京成立石の夏の恒例イベント

到着したのは開店時刻の少し前。そのとき待っていたのは1組だけでしたが、お話を伺っている間にもう1組、親子連れがやってきました。

子どもたちは今か今かと待っている様子。虫かごを手にした子どもの姿を見ると、それだけでこちらまでワクワクしてきます。

その後も人は増え続け、早朝から地元のみなさんで行列ができていました。

気がつけば店先は、子どもたちの楽しそうな声でいっぱいに。小さな虫かごを抱えて順番を待つ姿や、カブトムシの話をしながら待つ親子の姿も見られ、朝からなんとも夏休みらしい光景です。

例年は、10時の開店から30分ほどで配り終わってしまうそうです。「今年もやるの?」と声をかけられるくらい、この一帯ではすっかり知られた催しなんですね。

配られるのはカブトムシのオスとメスが1組で、先着100名様まで。費用はかかりません。

そして、いよいよ順番が来ると、子どもたちの表情がパッと明るくなります。

カブトムシを受け取った瞬間、虫かごをのぞき込んだり、そっと指を近づけてみたり。

初めてカブトムシを手にする子どもにとっては、まさに忘れられない夏休みの思い出になりそうです。

受け取った子どもにはお菓子の詰め合わせというおまけまで付いてきます。

カブトムシだけでも十分うれしいのに、お菓子まで入っているなんて、子どもにとってはうれしいことづくし。袋を大事そうに抱えて帰っていく姿も印象的でした。

息子が袋を手にしたときの顔といったら。帰り道はずっと虫かごをのぞきこみ、「来年もぜったい行く」と言っていました。

開催は毎年の夏休み期間中。配布数は例年およそ100組で変わりません。ただし日程は年によって前後するため、気になる方は事前に店舗へ問い合わせてみてください。

7〜8年続けてきたカブトムシ配布に込められた思い

はりき不動産がこの催しを始めたのは、7、8年ほど前のことだそう。ほかに大きなイベントはおこなっておらず、一年に一度きり。それでも欠かさず続けてきた理由を、針木さんはこう話してくれました。

「始めたころに来ていた子が大きくなって、今度は自分の子どもを連れて来てくれる。そんなきっかけになればいいなと思っているんです」

カブトムシの配布が、その日の売上につながるわけではありません。それでも続けているのは、子どもたちに夏の思い出をつくってもらいながら、地域の人たちとのつながりを育んでいきたいという思いがあるから。

実際、この日も小さな子どもから少し大きなお子さんまで、さまざまな親子が来店。カブトムシを受け取ってうれしそうに帰っていく子どもたちの姿からも、地域に愛されている催しであることが伝わってきました。
1970年に先代が針木工務店として創業し、2002年に不動産仲介業へ広げ、2016年に現在の立石へ移ってきたはりき不動産。葛飾区に根ざして25年以上、取引実績は1,000件を超えるといいます。長くこの街で商いを続けてきたからこそ、地域の子どもたちが楽しみにする夏の恒例行事も、自然と育まれてきたのでしょう。

お子さん連れでも相続や売却の相談ができる店内

店内に入ってまず目についたのが、入口すぐのキッズスペース。やわらかい色の床に小さなイスが並び、モニターとぬいぐるみが置かれています。カブトムシを待つ子どもたちは、いつの間にかここで遊びはじめていました。

スタッフのみなさんの応対も気さくで、うちの息子はすっかりなついていましたよ。子どもが飽きずに過ごせる場所があると、大人はその間に落ち着いて話ができます。不動産の相談は一度で終わらないことも多いので、派手さはないけれど、うれしい心配りではないでしょうか。

最近の相談内容を尋ねると、購入よりも売却の依頼が増えているとのこと。高齢化にともない老人ホームへ移る方が自宅を手放すケース、親から受け継いだ不動産を相続で整理するケースが目立つそうです。

訪れるのは葛飾区周辺の方だけでなく、区外からいらっしゃる方も少なくありません。売却やリースバック、借地権、空き家といった相談にも幅広く応じています。

京成立石駅からはりき不動産までの行き方

当日あわてないよう、駅からの道順もお伝えしておきますね。京成押上線の京成立石駅からお店までは約350メートル、歩いて5分ほどの距離です。

京成立石駅は上り線と下り線で改札の場所が分かれています。目指すのは南側にある上り線専用改札のほう。改札を出ると、おそうざい屋さんが軒を連ねる下町らしい商店街が目に入ります。その景色を横目に南へ進み、奥戸街道(都道60号)へ出たら西へ。街路樹の続く歩道をしばらく歩けば、CENTURY21の看板が出た店先が見えてきます。

道のりはほとんど平坦で、ベビーカーを押していても歩きやすいはず。地図で探すなら「センチュリー21はりき不動産」と入れればすぐに出てきます。配布の日は開店前から列ができるので、少し早めに着くくらいがちょうどいいかもしれませんね。

カブトムシをきっかけに扉を開けた家族が、何年か経って住まいの相談に戻ってくる。針木さんが思い描いているのは、そういう時間の流れなのでしょう。

相続した実家をどうするか迷ったとき、空き家を抱えて困ったときにも、この街には気軽に立ち寄れる場所があります。売却の相談や査定は無料で受け付けているそうなので、まずは話を聞いてもらうところから始めてみてはいかがでしょう。

センチュリー21はりき不動産
住所:東京都葛飾区東立石3-24-8
アクセス:京成押上線「京成立石駅」から徒歩約5分
TEL:03-5875-7721/フリーダイヤル 0120-1515-21
営業時間:10:00-18:00
定休日:火曜日・水曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。

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