日本で生活していると、いろいろなブームを経験しますよね。「タピオカブーム」「から揚げ店ブーム」などをおぼえておられる方もいるでしょう。
最近は「おにぎりブーム」と言いますか、街におにぎりのお店が増えてきました。
今回は京成本線青砥駅から徒歩約9分、おにぎりブームと言われるずっと前から、地域の人に人気な「おにぎりもりた」をご紹介します。
お米屋さんがやっているおにぎり屋さん
青砥駅を降りて少し歩くと、サンロード商店会の裏にまっすぐな道が何百メートルもある、一方通行道路の直線道路があります。
直線道路を歩いていくと森義米店というお米屋さんが見えてきます。
お隣に森義米店がやっている「おにぎりもりた」があります。
ちょうどお客さんが入っていますね。お客さんに後ろ姿を撮影する許可をいただいたときに、「この間ここ、またテレビに出てましたね。」と言われました。
朝の情報番組でちょうど取り上げられたそうです。地域では知らない人はいないのではないかと思えるくらいの人気のお店ですからね。混み合う前に買っていきましょう。
定番ものも創作ものも豊富なおにぎりラインナップ
ショーケースをのぞいてみると、たらこ、さけ、うめ、おかかなどの定番ものから、いなり、五目むすびなどのお祝いやイベントもの、さらに肉みそやえんがわキムチなどの創作ものまで豊富なラインナップですね!
今回私は5つ選びました。
選んだおにぎりは、丁寧に紙で包んでくれます。会計したあと、お店のお姉さんたちに少しお話をうかがいました。
お店は平成元(1989)年に開店し35年になること、お米は新潟県佐渡産のコシヒカリを使用していること、4升炊けるガス炊飯器でお米を5.5キロ入れて炊くことなど。
お店が始まるのは7:00からですが、その前に来ても買えたりすること、終わりは14:00くらいの時もあればお昼には売り切れてしまうこともあるとか。
お客さんに何かお伝えしたいことはありますか?と聞くと、「時間に余裕もってきていただければありがたいです。」とのことでした。
後述する営業時間は7:00~13:00としますが、余裕もって行ってくださいね!
では帰って、いただきましょう!
それぞれ、いい仕事をしているおにぎりたち
左から、から揚、つな、天むす、さけ、こんぶ。それぞれ見ていきましょう。
定番のさけ。米粒が一つひとつ立っているのがわかります。
半分に割ってみたら、さけがパンパンに詰まっていました!さけの塩加減と白ごまのアクセントが絶妙でおいしいですね!
もう一つ、つなを割ってみました。
こちらもつながパンパン!塩加減とほんのりマヨネーズもいいですね。昔テレビ朝日の「食彩の王国」で取材されたことがあるとか。人気なのもわかるおいしさです。
揚げ物もいってみましょう。
「から揚」がきました。鶏もものから揚げがどんとのったおにぎり。ばくりとかぶりつくと、なかからもう一つから揚げが入っていました。うれしいですね!
お店ではから揚げをパックに入れてテイクアウトすることもできます。
天むすも行きましょう!ここからは妻が頼んだものです。
少し味見させてもらいましたが、おにぎりの中に甘じょっぱい天つゆだれがまぶされていて、たまらないおいしさです!小さな天丼のようです。
テレビ取材の時も、アナウンサーさんが天むす食べて行ったとか。うーん、今度は私も天むす一つ買うことにします。
最後にこんぶ。これは見た目もいいですが、かぶりつく前にこんぶのいい香りがしてきます!
また少し味見しましたが、お米をまとう昆布佃煮たれというか、だしの味がストレートにきます。これはおいしい!
どれもこれも、いい仕事をしているおにぎりたちでした。
ブームが去ったあとも、きっと愛され続けるお店
住宅街にぽつんとあるお店ですが、タクシーの運転手さんが車を停めて買いに来たり、気がつけば3人くらい待っていたりと、本当に人気のお店です。
おにぎりブームがたとえ去ったとしても、きっと「おにぎりもりた」はお客さんに愛され続けるでしょう。
おいしいおにぎりでホッとしたいな…と思っておられるみなさん、ぜひ一度、「おにぎりもりた」に行ってみてくださいね!繰り返しますが、早く売り切れてしまうこともあるので、余裕をもって行ってみてください。
おにぎりもりた
住所:東京都葛飾区青戸5-24-1
アクセス:京成本線「青砥駅」から徒歩約9分
TEL:03-3602-9697
営業時間:7:00-13:00 ※売り切れ終了
定休日:日曜日 祝日 お盆 年末年始