今回は、京成線四ツ木駅と立石駅との間にある隠れ家みたいな居酒屋「とりあへず」を紹介します。悩んだら、とりあえずここへ!洒落ではなく本気です!後悔しませんので!
常連さんから愛されるお店
お店は駅から少し離れていて、四ツ木駅からは徒歩10分ほど、立石駅からは徒歩15分くらいかかります。
四ツ木駅から住宅街を抜けていくと、2階に黄色の立て看板で「のみ喰処とりあへず」という文字が見えてきます。
葛飾郵便局やイトーヨーカドー四ツ木店が比較的近くにあります。
お店の引き戸を開けると、大将と女将さんが元気よく声をかけてくださいます。今回は平日18時頃に来店しましたが、すでに常連さんらしき方がカウンターで飲んでおり、大将や女将さんと談笑しながらお酒を楽しんでいらっしゃいました。
お店は2階建てで、1階はカウンター席、テーブル席が2卓、2階は座敷席が3卓、あと8人くらい座れそうな掘りごたつの大きなテーブルがあります。
今回は2階席を利用しました。階段が少し急なので、酔っ払った帰り道は気をつけてくださいね。2階からの注文はインターフォンを使うスタイル。
最近の新しいお店では出会えない古き良き昭和な感じです。
支払いは現金のみとなります。すぐ近くにコンビニや銀行はないので、現金が足りなくならないように気をつけてくださいね。
お通しがまさかの握り寿司!
居酒屋に行くとお酒と一緒に出てくるお通し。ここのお店ではなんと握り寿司が2貫出てきます。このお店の名物といってもいいかもしれません。
とりあへずの大将は元寿司職人なんだとか。なんのネタなのかは来店したときのお楽しみです。
何度かお店に足を運ばせてもらっていますが、ネタは毎回違う組み合わせ。今回は漬けまぐろとエビでした。
やはりおいしい!ワサビもツーンと効いていて、醤油を使わずそのまま食べられる握り寿司なのもうれしいです。
豊富なメニューでどれを頼むか迷います
メニュー表の裏表紙には「本日のおすすめ」メニューがあり、メニュー表以外に壁にもメニューが貼ってあります。
本日のおすすめメニューから、明太子と新玉ねぎバターホイル焼、天然稚鮎の天ぷらを注文しました。
バターホイル焼は明太子と新玉ねぎの組み合わせに驚きながらも、一口食べるととても優しい味わいでした。明太子の味も強すぎず、一瞬で食べ切りました。
天然稚鮎の天ぷらは、塩で食べるスタイル。薄衣で食べやすかったです。
野菜の天ぷらも野菜本来の味をしっかり味わうことができて、とてもおいしくいただくことができました。
とりあへずには、「とりあへずオリジナル」というメニューがあります。
今回はカキグラタンでした。
カキグラタンは本日のおすすめメニューにも書いてあって、やはり冬季限定の文字がありました。食べるしかないですよね。
かきグラタンは、クリームソースにもかきや具材のエビの味が染み込んでいて、こちらもあっと言う間に食べてしまいました。カキは小ぶりではありましたが、とてもおいしく味わえました。
とりあへずオリジナルメニューからは、海鮮ばくだん納豆も注文しました。
海鮮ネタ(イカ・サーモン・マグロ等)も種類が多く、かかっているタレが甘めで食べやすいです。これまたあっという間に食べてしまいました。
器の中にワサビも一緒に入っているので、最初に出して量を調整することをお勧めします。
それ以外にも自家製タレを使った焼き鳥串や、だし巻玉子焼などの焼物、天ぷらなどの揚物、握り寿司や麺類などのお食事とメニューが豊富で、何を頼むか迷ってしまいます。
今回は注文をしていませんが、とりあへずは海鮮系のメニューも豊富でおいしいです。
大皿料理というのは少ないですが、一品一品丁寧に作られており、とても満足させてくれる見た目・味付けになっています。
ぜひ一度だけでなく、何度も足を運んでくださいね。
とりあへず
住所:東京都葛飾区四つ木2丁目8-8
アクセス:京成押上線「四ツ木駅」から徒歩約8分
京成押上線「京成立石駅」より徒歩約16分
電話番号:03-3697-6306
営業時間:17:00~22:00
定休日:火曜日