創業97年の歴史を誇る葛飾区 青砥駅前の「杉戸煎餅」

今回は、青砥駅北口にある杉戸煎餅を紹介させていただきます。

青砥駅には北側にも南側にも商店街があり、おいしそうな個人店がたくさんあります。

今回紹介する杉戸煎餅は、青砥駅から徒歩5分程度、青砥駅北口サンロード商店街に位置し、青砥駅北口交差点すぐ近くにあります。

青砥駅前にある歴史ある煎餅店

杉戸煎餅の看板の下、ガラスが反射して見えにくいですが、紫陽花をバッグに揚げかき餅が陳列されています。季節感あってステキですね。

創業なんと97年になる杉戸煎餅。本当に歴史があるお店ですね。
週末のお昼過ぎの時間に伺いましたが、お店には若い人から高齢の方まで、ひっきりなしにお客さんが来て、商品を買っていました。

お店では会計時に菓子箱にいれてもらっていたり、熨斗(のし)をつけてくれるサービスもあります。もちろん、箱代や紙袋代は有料です。実際に私が訪問したときにも、熨斗をつけて贈り物にしている方がいらっしゃいました。おいしい煎餅はご家庭でも楽しみたいですし、贈り物として喜んでもらいたい気持ちもわかります。

姉妹店である小岩店は、京成小岩駅から徒歩7分ほどの場所にあります。葛飾区に根付いたお店ですね。

どれを購入するか迷っちゃう!豊富な種類

お店に入って感じたのは、たくさんの種類が並んでいるということでした。お店のHPによると、店頭には200種類程度の品揃えがあるそうです。

たくさん種類がありすぎて、何を買うか迷っちゃいます。入り口から入った正面の壁には、人気ランキングが張り出されており、私も購入するときに参考にさせていただきました。

私が訪問した時の人気ランキング1位は揚げ餅で、フレーバーはしょうゆ、ごま、青のり、塩、堅い揚げと書いてありました。2位はえび揚げ、3位はマヨネーズ大鬼かため、4位は特製ピーナッツおこし、5位はペペロンチーノでした。

また夏季期間の6月〜10月で販売休止アイテムも一緒に貼り出しされていました。

人気ランキングの写真の右側に、相撲の番付が写っていますが、レジ横の工場の方にもお相撲さんグッズが少し飾ってありました。

葛飾区には相撲部屋があり、奥戸には九重部屋、柴又には二子山部屋があります。相撲の興行初日の前日に、触れ太鼓というイベントがあります。江戸時代には宣伝するSNSなどのツールがなかったので、前日に相撲の開場を知らせる太鼓を叩いてまわったそうで、その名残で触れ太鼓が残っているそうです。歴史ある杉戸煎餅にも触れ太鼓が来ているそうです。

お相撲さんの食を紹介する相撲メシの公式SNSでも杉戸煎餅が取り上げられていたので、伝統ある相撲と歴史ある杉戸煎餅は関わりがあるんですね♪

いざ実食!

購入したのは下記3品です。

  • 揚げかき餅白(プレーン)
  • 揚げかき餅塩
  • かおり

の3品です。

揚げかき餅白(プレーン)と塩は、人気ランキング1位のうち食べたい物を選びました。
かおりは海苔がついているのと、個包装なのが良いなと思って購入しました。

たくさんの種類があり、堅いものが食べられないお子さんにはボーロや、夏季限定の枝豆味など、きっと気にいる1品が見つかると思います。

周りのお客さんも揚げかき餅を買われている方が多かったですし、私が訪問していたときのお客さんはみんな複数種類を買っていかれていました。

  • 揚げかき餅白(プレーン)


半分くらいをお皿にいれています。少し焦げ茶っぽい色がついています。しょうゆの風味が口に入れた瞬間広がります。

  • 揚げかき餅塩


こちらは丁度良い大きさで食べ応えもあり、一つ食べると手が止まらなくなり、どんどん食べすすめてしまうおいしさでした。
揚げかき餅の一袋に入っている個数は、多すぎず少なすぎずといった丁度良い量です。

青砥駅から歩いて5分かからない程度と近いので、青砥駅にいかれる際は、ぜひ杉戸煎餅に寄っていってくださいね!

杉戸煎餅
住所:東京都葛飾区青戸3-31-7
アクセス:京成線「京成青砥駅」より徒歩約5分
営業時間:10:00~18:00
電話番号:03-3602-3650
定休日:日曜日
駐車場:無し

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。